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2024.04.17|
リフォーム費用が予算オーバーしたらどうする?
リフォームの見積もりを取ってみたら、思っていた以上に費用がかかることがあります。予算オーバーになった場合、どのように対処できるのか分からない場合もあると思います。解決方法のアイデアをいくつか紹介します。
リフォーム費用の予算オーバーは意外に多い?!
リフォームやリノベーションをしようと思い立ち、希望内容でプランを考え、見積もりを作成してもらうと、思っていた以上の金額に驚くことがあります。見積りの段階で当初考えていた予算を大幅に上回ることもよくあります。
予算オーバーを防ぐためには
なぜ、見積りの段階ですでに予算オーバーしてしまうのでしょう?原因は、見積り内容により様々ですが、主に以下のようなことが考えられます。
リフォームのプランニング段階で、希望を盛り込みすぎている
リフォーム会社との打ち合わせ中に、追加の希望が次々と浮かんでしまい、最初に考えていたリフォーム内容よりも膨らんでしまった…といったお話はよく聞きます。「イメージが膨らんでしまって、予算も増えてしまった」という方も少なくありません。リフォームの必要性や予算を再度考え直し、優先順位を明確にすることが大切です。
建築用資材のグレードが高い
建築用資材は、グレードや大きさによって価格が大きく変わります。質の良い資材に目を向けると、つい「これが良さそうだ」と思ってしまいますが、本当にそのリフォームに必要なのかを慎重に考えることが大事です。たとえば、デザイナーズブランドの最新壁紙を選ぶのではなく、シンプルな無地の壁紙を選ぶだけでも予算を大幅に節約できます。
追加費用を入れていなかった
リフォームを考えている物件によって、表面的なリフォームで済むものと、老朽化が激しく大掛かりな工事が必要ものがあります。特に年数の経った物件の場合、解体してみたら、思った以上に老朽化が進んでいて追加の工事が必要な場合があります。このようなパターンはリフォームではよくある事なので、事前に十分な検討と予算の確保が大切です。
コストダウンすれば、それで解決?
予算オーバーをしてしまった場合の解決方法としては、まずリフォーム会社にコストダウンの提案をしてもらうようにしましょう。その際、改めてリフォームの目的や優先順位をリフォーム会社に伝えることが大切です。
リフォームの目的や優先順位を考える際には、以下のような観点が役立ちます。
リフォーム内容にメリハリをつける
「優先順位の高い所には希望通りの建材を使い、その他はグレードダウンする」というように、メリハリをつけてみましょう。
例えば「人を呼べる家にしたい!」という目的でリフォームをするのであれば、「来客がゆっくりするリビングには美しい建材を使い、通りすぎるだけの廊下にはグレードを下げた建材を使う」といった考え方です。
リフォームする場所を再考する
老朽化によるリフォームの場合、予算オーバーを回避するためには緊急性の高い場所に焦点を絞りましょう。具体的には、緊急性の低い箇所についてはリフォーム時期を再検討し、必要ない場所には予算を割かないようにします。
例えば、「キッチンとお風呂は今すぐにリフォームが必要だけれど、ベランダのリフォームは今でなくても問題ない」という場合は、「今回は水まわりのリフォームだけにしよう!」とするのも一つの手です。
ただし、優先度を下げた箇所の耐久年数があとどれくらいかをきちんと確認し、将来的な費用や手間を考慮することも大切です。
リフォームの見積りが予算を超過した場合、単に費用だけでなく、リフォームの本来の目的を見直すことが重要です。家族と一緒に、「リフォームで何を実現したいか」を再確認し合い、予算内で満足できるリフォームを実現するためのアプローチを考えましょう。目的に合ったリフォームを行うことで、より良い住環境を手に入れることができます。
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